ご挨拶
当事務所が大切にしていること
私は以前、遺品整理士として遺品整理の仕事を行っておりました。遺品整理とは、亡くなられた方の遺品を要らない物、必要な物に整理等を行う業務のことです。
遺品整理業務を経て
整理しなければいけない遺品は、ほとんどが不要物となり、処分をするのが現状です。遺品整理は遺族にとって精神的にも肉体的にもかなりの負担になります。中にはいわゆる、ゴミ屋敷などの望まれない遺産も……
遺品整理業務を行う中で、こういった問題を解決するためには、生前の対策が重要だと気付かされ、遺品整理業務とともに、生前の対策「終活」に力を入れて活動をしていました。
終活に力を入れて
終活とは、「人生の終焉を考えることを通じて自分を見つめ、今をよりよく自分らしく生きる活動」のことです。
終活を行う意義は主に以下の3つです。
- これまでの人生と今からの人生を考え整理することで、「今」を前向きに生きていける。
- 自分の意思を家族に伝えことができ、不安を取り除きこれからを前向きに生活できる。
- 遺産相続のトラブルを回避でき、残された家族が争いや、わだかまりを防ぐことができる。
実際に終活を支援するなかで、お客様の不安が多いのは、相続についてです。「自分の亡くなった後のこと」「自分の死後どうなるの?」「自分の死で迷惑をかけたくない。」「自分の遺産で争いになってほしくない」など…
終活の活動を経て
そういったお客様の不安に、少しでもお役に立てるよう、法律、相続について勉強をするようになりました。また、学生時代に興味を持っていた「行政書士」という資格の必要性を感じ、資格取得のため勉強をはじめます。
そして行政書士取得後、開業することを決意し、現在に至ります。
行政書士として
現在では、行政書士業務を通じて、終活の支援しております。少しでも争族(相続)となることにならないよう、相続でわだかまりのおきない世界にするためにと、特に、遺言書の普及活動に力を入れております。
実際の相続事例では、遺言書がなかったばかりに、望まぬ争族(相続)となるケースが多くあります。
遺言書の大切さ
「うちは財産がないから遺言書がなくても大丈夫」と思ってらっしゃる方がいますが、望まぬ争族(相続)となるケースのほとんどが、相続財産の少ない場合です。
残された遺族にとっては、ちょっとの遺産の差がわだかまりとなり、中には争いに発展してしまいます。遺言書があればこんなことには…と、悔やむ事例がほんとに多いです。
遺言書があれば、自分の意志が家族に伝えることができ、遺言書に沿って相続が行われるため、争いを生む原因を排除できます。
遺言書は最後のギフト
現在、遺言書が作成されているのは全体のわずか10%程度です。遺言書は、身内でのわだかまりを防ぐ最後のギフトです。自分の残すもの(遺産)で、望まぬ争続(相続)となる事にならないように、遺言書の作成(相続対策)を一緒に行いませんか?
最後に
専門家に相談するのは、なかなか抵抗があるかと思いますが、親戚のあんちゃん程度の気楽な感じで接していただければ幸いです。ご一緒にお茶でも飲みながらお話しましょう。
遺言書・相続についてのご相談は行政書士広戸事務所をご利用お願いいたします。最後まで閲覧くださりありがとうございました。
行政書士 広戸克義